子の神社      zeiss.Tessar

散歩道にとても鄙びた社があります。。。100坪にも満たない狭い敷地に古い社がぽつんと建っていて気にはなっておりましたが、由緒書きの立札を読んでみましたら外観からは思いもしなかった歴史があることがわかりました。。

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これによれば、寛永4年に富士山が噴火し関八州に降砂があり、これに恐れおののいた村民らは翌寛永5年に五穀を成願せんとして本宮である出雲大社の分霊を勧請して大国主命(大巳貴命は大国主命の別名)が祀られたとあります。。。社殿は大正時代暴風雨にて大破、建て替えられたともありますのでそれほど古いものではないようです。。。。
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また由緒書きによれば大国主命の神使とされた鼠が干支の子であることにより、この社は子の神社と名づけられたという。。。。↑の狛犬の足元には子狛犬が戯れています。。
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by engel777engel | 2013-06-26 09:36 | Comments(2)
Commented by miyatannaotan at 2013-06-26 22:12
小さくてもengelさんが、心惹かれられたのが良く分かります。
それにしても、こちらの狛犬さんの造形はかなり珍しいですね。こういうのは見た事がありません!!
子供の狛犬もとても愛らしいですね^^
Commented by engel777engel at 2013-06-27 16:15
写真にしてみてこの社の魅力が更に増した気がします。。
一昔前は村の鎮守様と親しまれていたのでは。。立札に季節季節の行事が記されておりましたので通りすがり私の知らないところでお祭りなども開かれているのだと思います。。
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